映画『15時17分、パリ行き』感想:その瞬間、彼らの運命が変わった!

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主演3人御本人なんてトリッキーなことが出来るのはイーストウッド監督だけ!!

2018年作品 94分
原題:The 15:17 to Paris
ジャンル:ドラマ
製作国:アメリカ
監督:クリント・イーストウッド
出演:アンソニー・サドラー(本人)、アレク・スカラトス(本人)、スペンサー・ストーン(本人)、ジェナ・フィッシャー、ジュディ・グリア、他


あらすじ
 「アメリカン・スナイパー」「ハドソン川の奇跡」の巨匠クリント・イーストウッド監督が、2015年にフランスの高速鉄道で発生した銃乱射テロ事件で、犯人を勇敢に取り押さえて大惨事を阻止したアメリカ人青年3人の英雄的行為を映画化した実録ドラマ。幼なじみの若者アンソニー、アレク、スペンサーの3人が、旅行中に遭遇した無差別テロにいかにして果敢に立ち向かうことが出来たのか、その知られざる真実の物語を、彼らの子ども時代からの半生と、緊迫の事件のリアルかつ詳細な再現を通して明らかにしていく。また3人の主人公のほか、事件が起きた列車に偶然乗り合わせていた乗客たちの多くが本人役として本作に起用され、劇中で自らを演じるという前代未聞のキャスティングも話題に。
<allcinema>

オススメ度★★★☆

あの歳でどうやったらこんな精力的に映画が撮れるんだ…。
新作公開しましたのでこちらも1年振りに鑑賞です(・∀・)
前作のハドソン川の奇跡でも管制官に本人を登場させたイーストウッド監督ですが、今作はもっと凄い!
なんと主演3人がご本人!
極力似てる俳優を使ったり、あるいは人気俳優で映画化しても良い題材ですが、まさかご本人を主演に抜擢させるとは…。
イーストウッド監督はやり方がすごい。
ちなみに後で知りましたが、主演3人以外の乗客役もご本人が登場してます。
みなさん恐ろしい体験をしただろうに、映画に出演を決めたのは、監督がイーストウッド監督だからこそでしょうね!


ただし、映画を観た人の評価、結構割れていましたね。
前作のハドソン川の奇跡が割と絶賛の嵐だったにも関わらず、本作では思いの外評価が伸び悩んでいた印象です。
これは観てみると納得出来る部分がありまして、
この映画、実際の事件自体はあっさり目に描いているのですよね。
どちらかと言うと、この時間に行き着くまでのストーリーに比重を置いている印象でした。
ここがどうも評価の別れるポイントみたいですね~。
劇場鑑賞の際に、90%はいらないシーンやろ!なんて声がチラッと聞こえてきました。
観る人によっては本当にそうなってしまいそうな作品ではありました。
ただ、私はそんなシーンも事件の日にたまたま電車に乗り合わせた彼らの運命を描く大事なシーンだと思いましたね。
実際、ハドソン川の奇跡と比べてしまうと、あっさり感が否めず、少し見劣りはしてしまうのですが…。


実録映画を撮らせれば右に出る者はいないイーストウッド監督のこの作品。
ハマるかどうかはあなた次第!
イーストウッド監督の新作公開中ですので合わせてレンタルいかがでしょうか(・∀・)

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この記事を書いた人

人生に映画とラーメンを、をテーマに、休日はほとんどインドア趣味に勤しむ関西出身のしがない社会人。
最近カメラ趣味に目覚めてちょこっとアウトドアになりかけです。

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