映画『バレー・オブ・バイオレンス』感想:どこの世界でも飼い犬を殺したらダメだと相場が決まってる

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2016年作品 104分
原題:In A Valley of Violence
ジャンル:西部劇
製作国:アメリカ
監督:タイ・ウェスト
出演
イーサン・ホーク(ヴァレリアン、マグニフィセント・セブン)
ジョン・トラヴォルタ(リベンジ・リスト、サブウェイ123/激突)
タイッサ・ファーミガ(運び屋、死霊館のシスター)
カレン・ギラン(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)

あらすじ
「マグニフィセント・セブン」のイーサン・ホークと「パルプ・フィクション」のジョン・トラボルタが共演した西部劇アクション。心に傷を抱え、愛犬と共に荒野を旅する男ポール。「バレー・オブ・バイオレンス」と呼ばれる町デントンに流れ着いた彼は、些細なことから悪徳保安官補佐ギリーとトラブルになり町を出るが、寝込みを襲われて愛犬を殺されてしまう。復讐を果たすべくデントンに舞い戻ったポールは、町の男たちと血で血を洗う戦いを繰り広げる。「パラノーマル・アクティビティ」シリーズなどのヒットメーカー、ジェイソン・ブラム製作の下、「キャビン・フィーバー2」のタイ・ウェストが監督を務めた。
<映画.com>

『ジョン・ウィック』の魂はここにも存在する!

どうも、クラウンです(・∀・)

残念ながら日本では公開されていなかった、イーサン・ホーク×ジョン・トラヴォルタの西部劇、ついに観ました!

もうこれ、このキャストを観ただけで十分元取れるやつですよ!(当社比)

物憂げな佇まいのイーサン・ホーク。

そして些細なトラブルを発端に愛犬を殺されてしまうイーサン・ホーク。

愛犬を殺されて復習に燃える主人公。

あれ?このプロットどこかで観たことありますよね?

そう、キアヌ・リーヴス主演の大ヒットシリーズ、『ジョン・ウィック』ですね!

今作は、あの『ジョン・ウィック』の系譜の映画と言って差し支えのない作品です!

まさに、西部劇版『ジョン・ウィック』

そしてさらにイーサン・ホークのビジュアルは『マグニフィセント・セブンのグッドナイト・ロビショーさながら。

しかも元軍人とあらば、本当にロビショーの生き写しが主人公みたいな印象です。

弱い奴ほどよく吠える。一番不憫なのはトラヴォルタパパ

主人公に因縁をつけて喧嘩を吹っかけるも、逆にボコボコにされてしまった、チンピラにしか見えない保安官。

父に仲介してもらって、その場は収まったのに、こういう輩は何でもう一回ちょっかい出すんでしょうかね~笑

まさに、弱い奴ほどよく吠える。

そしてボコボコにされた腹いせにイーサンの寝込みを襲った上に、愛犬を殺してしまう。

なぜ、なぜちゃんと死んだのを確認しないのか!!

弱い奴は詰めも甘いのか!!!

寝込みを襲われて殺されたと思いきや、ちゃっかり生き残っていたイーサン・ホーク。

愛犬が殺されたと知るや、復習の鬼となる!!!

怒りに燃える男、イーサン・ホークのキャスティングは大正解でした。

対して、バカ息子に手を焼きながらも、息子だから殺されるわけにもいかない。

そんな大事な役どころにジョン・トラヴォルタですから贅沢な映画でございますよ。

ジョン・トラヴォルタは無残にも活躍の場もなく巻き込まれ死してしまうので、

イーサン・ホークとジョン・トラヴォルタの殴り合いが観たい人にはオススメできません。

それでも、イーサン・ホークのファンの方にはまずオススメできる作品です!

『ジョン・ウィック』ほどキレッキレのアクションではないですが、イーサン・ホークの怒れる姿を観たい方はぜひ!!

こういう良質なアクション映画はどんどん劇場で公開してもらいたいんですけどね!!!

オススメ度★★★★

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この記事を書いた人

人生に映画とラーメンを、をテーマに、休日はほとんどインドア趣味に勤しむ関西出身のしがない社会人。
最近カメラ趣味に目覚めてちょこっとアウトドアになりかけです。

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