どうも、クラウンです🙋♂️🙋♂️
本日紹介する作品はこちら!!
杉井光著『世界でいちばん透きとおった物語』です💁♂️💁♂️
発売は2023年で既に半年ほど経過していますね。
発売当初は全く知らない作品でしたが、先日本屋で平積みされていたのが目に留まりまして👀
何やら紙媒体でしか表現出来ない、電子化不可能がウリのようで…🤔
私は近頃ようやく電子書籍に手を出し始めて順次移行中なこともありまして、
じゃあ今の時代に逆行していくこの作品はどんなもんじゃい!と購入致しました🙋♂️
作品情報
あらすじ
大御所ミステリ作家の宮内彰吾が死去した。宮内は妻帯者ながら多くの女性と交際し、そのうちの一人と子供までつくっていた。それが僕だ。「親父が『世界でいちばん透きとおった物語』という小説を死ぬ間際に書いていたらしい。何か知らないか」宮内の長男からの連絡をきっかけに始まった遺稿探し。編集者の霧子さんの助言をもとに調べるのだが――。予測不能の結末が待つ、衝撃の物語。
新潮社HP
『世界でいちばん透きとおった物語』の感想
技術面だけ見れば確かにすごい作品
そもそもが電子化不可能の謳い文句の作品ですので、
何かしらのテクニックが施されているのだろうなと思っていましたが…
いやはや、恐れ入りました😃😃
確かに、これは電車書籍化は難しい作品でした🤔
厳密に言えば、電子化することは出来なくはないけれども、電子化してしまうと著者が仕掛けたテクニック部分がごっそり削がれてしまう作品です。
電子化不可って言ってるんだから、当たり前か😲😲
過去同じようなテクニックで勝負をしかけてきた作品ってあるのかな🤔
確実に言えるのは、かなり苦労して執筆されたんだろうなぁと言うことですかね。
普通の同程度の規模感の小説と比べて数倍は執筆に時間がかかってそうです。
とにかくテクニック面は素晴らしい👏👏
が、肝心の内容があまりにも悪い意味で可もなく不可もなくというか。
在り来りと言えば在り来り。
オチも序盤で読めてしまうあっさりした作りですし、登場人物の行動が不可解で、風呂敷ちゃんと閉じてるかすら怪しい作り。
テクニック面全振りの作品ですので、面白いストーリーを期待する作品ではなかったですね🤔🤔
面白い作品が読みたければ他に山ほど選択肢があります🤔
とはいえ、電子書籍全盛の時代に紙媒体だからこその作品で勝負してきたことがすごいとは思いませんか?
実際SNSでは注目されていたようですし、そこそこ売れているようなので、
商品としては正解なのでしょう😃😃
気になる方はぜひ御手元へ🙌🙌
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