どうも、クラウンです(・∀・)
アダム・マッケイ監督最新作、『バイス』を観てまいりました。
監督作としては『マネー・ショート 華麗なる大逆転』以来3年ぶりとなりました。
キャスト陣ではクリスチャン・ベイル、スティーヴ・カレルが引き続き出演しているほか、ブラッド・ピットが今作でも製作を務めます。
観てるこちらが不安になるレベルで役作りを徹底しているクリスチャン・ベイルは、今作では一目ではわからないぐらいに太って、実在のディック・チェイニー元副大統領を演じました。
ここまで本格的に役作りをしていると、健康的に大丈夫かな?って不安になってきますね笑
ウィル・フィレルとおバカ映画を撮っていた頃が懐かしい
アダム・マッケイ監督と言えば、最近では『マネー・ショート』でアカデミー賞にも多数ノミネートされたり、今作でもアカデミー賞の目玉になっていたりしますので、結構賞レース向きな監督なのかなぁと思うところもありますが、
ウィル・フィレルやジョン・C・ライリーと組んでバカ映画を撮っていたころが懐かしいですねぇ。
『タラデガ・ナイト』『俺たちステップブラザーズ』あたりは最近観ましたけれど、この映画を撮っていた人が『バイス』を撮れるとは到底思えないぐらい、作品の振れ幅が大きいですね。
それだけ、アダム・マッケイ監督に引き出しが多いということでしょうか笑
いずれ監督が生み出したおバカ映画のレビューも書きたいところです。
そして、そのおバカ映画の主演として活躍していたウィル・フィレルは今作では製作を務めていますね。
最近は『パパvs新しいパパ』シリーズで主演を務めるなど、おバカ映画にも出ていますが、『LEGO®ムービー』のようなハートフルコメディにも出演していたりして、これまた幅の広い俳優です。
アダム・マッケイ監督×ウィル・フィレル製作のコンビだとおバカ映画の方向に走ってしまいそうなものですが、よく抑えてくれたなと思いますね笑
意外と2人とも実は根は真面目なのかな🤔🤔
みんなが知ってるブッシュ政権の裏側
ちょうどアメリカがブッシュ政権だったころ、私はまだ年少期でしたので政治については全くと言っていいほど関心がなかったのですが、
ブッシュと言えばパパブッシュではなく、チェイニーが副大統領を務めていた、息子ブッシュの方がぴんと浮かびます。
しかしこの作品がどこまで事実に即しているかはわかりませんが、この作品によると息子ブッシュ大統領政権は実質チェイニー政権だったようですね。
政府の重役をチェイニーの息がかかった人間で固め、大統領宛てのメールまで傍受し、重要機密文書は大統領より先に見ることができる。
ブッシュ大統領はほぼ形だけの大統領に見えますね。
さらには9.11テロ後の対応を誤り、後のISISを生んでしまうなど、必ずしも有能なだけの人物ではなかったようですが、
政府の実験を裏であっさり握ってしまうあたり、やり手だったことは間違いなさそう。
演じるクリスチャン・ベールが見事で、どっしりと構えるチェイニー副大統領を貫禄たっぷりに演じ切りました。
また、政治系統の映画ではありますが、アダム・マッケイ監督の前作『マネー・ショート』と同様、時折第四の壁を破って私たち観客へ話しかけてきたり、
流石コメディ映画の監督だけあるなぁという演出で、飽きさせにくい作品でしたね(・∀・)
流石におバカ映画の面影はありませんが、コメディ映画の監督が真面目路線の映画を撮るとこうなるという良い成功例だと思います。
少し小難しい話もありますので、『マネー・ショート』と合わせて、何回も見て理解を深めて楽しむことができる作品ではないかと思います🤔🤔
満足度★★★☆
コメント