2007年作品 104分
原題:1408
ジャンル:ホラー
製作国:アメリカ
監督:ミカエル・ハフストローム (大脱出、シャンハイ)
出演
ジョン・キューザック (キング・ホステージ、2012)
サミュエン・L・ジャクソン (ミスター・ガラス、ヒットマンズ・ボディガード)
メアリー・マコーマック (ドローン・オブ・クライム)
トニー・シャループ (レディ・ガイ、カーズ/クロスロード)
あらすじ
巨匠スティーヴン・キングの短編ホラーをジョン・キューザック主演で映画化。超常現象を疑い、呪われた部屋として知られる“1408号室”に宿泊してその謎を解明しようとした主人公に襲いかかる想像を絶する恐怖を描く。共演はサミュエル・L・ジャクソン。監督は「すべてはその朝始まった」のミカエル・ハフストローム。
超常現象を一切信じないマイク・エンズリンは、幽霊や怪奇現象が噂されるスポットを訪ね歩いては、その体験を文章にまとめるオカルト作家。ある日、そんな彼のもとに“1408号室には入るな”と書かれた謎めいたポストカードが届く。絵柄はニューヨークにあるドルフィン・ホテルのものだった。興味をそそられたエンズリンだったが、ホテル側は1408号室の宿泊に異常な拒絶反応を示す。支配人はエンズリンに、1408号室の宿泊客で1時間以上もった者がいないこと、その犠牲者は56人にものぼるという驚愕の事実を明かして、宿泊を思い留まるよう説得する。しかしそれを聞きますます興味をかき立てられたエンズリンは、支配人の再三の忠告を無視して、ついに1408号室へと足を踏み入れるのだったが…。
<allcinema>
スティーブン・キングらしいよく分からなさが怖い映画
どうも、クラウンです(・∀・)
最近でこそ低予算映画によく出ている印象が強いジョン・キューザック主演のホラー映画。
実はジョン・キューザック作品は何気に良作が多いので、今作も期待しながらの鑑賞です(・∀・)
この作品はほぼジョン・キューザックの一人舞台。
心霊現象には懐疑的なオカルト作家マイク・エンズリン。
彼が次に宿泊するのはとあるホテルの1408号室。
しかし、ホテル側はなんとしてでも彼が宿泊しないように説得するが…🤔🤔
筆者はとにかくホラー映画が苦手なのです😥
観終わってよくよく考えれば、この作品はホラー映画としてはかなりライト層向けの、
そこまでおしっこチビるほど怖い作品ではなかったと思うのですが、
観てる間はかなり怖がってました(´・ω・`)
マイク・エンズリンをどうにかして1408号室に止めないように説得する、ホテルの支配人役にはサミュエル・L・ジャクソン。
そして、原作はスティーブン・キング。
この組み合わせ、スティーブン・キング映画らしさが溢れてるなぁ(『セル』でも共演しています)
スティーブン・キングがこの2人のことを気に入ってるのでしょうか?🤔
スティーブン・キング原作映画というのは何しろ不気味な映画が多いのですよね。
特大ヒットを記録した『IT』はホラー映画苦手なのになぜか観に行きましたが、
本当に不気味で怖かったですね😥
『セル』も不気味でしたし、イドリス・エルバ主演の『ダーク・タワー』は怖くはないけれども不気味な描写はありましたね。
この1408号室も終始不気味な雰囲気が漂っていますし、
何よりホテルの部屋自体が主人公を苦しめてくるというのが、不気味極まりない😣
次はどんな手で驚かせて来るんだ…と、観てるこっちはハラハラ。
ビビりの筆者は大きな音でびっくり系のホラーでもあっさりビビり散らすので、
今作でも、ビクッ!となるシーンは多かったです。
ただし、前述の通り、終わってみればもっともっと怖いホラー映画はいっぱいあるもんなぁぐらいのレベルの怖さの映画でした😂😂
というのも、ホテル側があの手この手で主人公を苦しめてきますので、
ある種のアトラクションムービー的な趣きも感じる作品ですね(・∀・)
最後の最後まで1408号室でなぜオカルトな事象が発生するのかは語られませんでしたが、
その辺りの設定のガバガバな感じは、
いかにもスティーブン・キング原作映画らしいなぁと感じますね笑
最後は一応ハッピーエンド風の終わり方を見せていますが、
観てる側が色々考察できそうな終わり方でもありますので、
観る人によってはバッドエンドにも感じるラストになっていたのではないかと思います。
インセプションに近いラストを感じましたね。
ジョン・キューザック×サミュエル・L・ジャクソン×スティーブン・キング映画としては、
『セル』の出来があんまりでしたので、
今作は比べるとかなり出来が良く感じました😂
『セル』もまた記事にしたいですね🤔
ホラー映画苦手だけれど、ちょっと観ようかなという方には丁度手頃な作品かも知れません(・∀・)
オススメ度★★★☆
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