2016年作品 98分
原題:Cell
ジャンル:ホラー
製作国:アメリカ
監督:トッド・ウィリアムズ (パラノーマル・アクティビティ2)
出演
ジョン・キューザック (2012、1408号室)
サミュエル・L・ジャクソン (ヒットマンズ・ボディガード、1408号室)
イザベル・ファーマン (エスター)
オーウェン・ティーグ
あらすじ
スティーヴン・キングの同名ベストセラーをジョン・キューザックとサミュエル・L・ジャクソンの共演で映画化したホラー・サスペンス。携帯電話で謎の電波に感染した人々が次々と凶暴化していくパニック状態の世界で決死のサバイバルを繰り広げる主人公たちの運命を描く。監督は「ドア・イン・ザ・フロア」「パラノーマル・アクティビティ2」のトッド・ウィリアムズ。ボストンの空港で別居中の妻子に電話をかけるコミック作家のクレイだったが、途中で電池切れになってしまう。しばらくすると、携帯電話で話していた人々が一斉に凶暴化する。一瞬にしてパニック状態となった空港から地下鉄に逃げ込んだクレイは、車掌のトムと自宅アパートの階上に住む少女アリスと協力しあいながら、妻子のいるニューハンプシャーを目指すのだったが…。
<allcinema>
序盤の勢いだけは100点満点!
『IT/それが見えたら終わり』や『ダークタワー』と続々スティーブン・キング原作映画が公開された年、
ひっそりと日本でも公開されていた『セル』を観ました!
スティーブン・キング原作作品って、お金のかかり方で出来が全然違うし、
上映の力の入り方も全然違うもんなぁ(笑)
主演はジョン・キューザックとサミュエル・L・ジャクソン。
同じくスティーブン・キング原作の『1408号室』のコンビですね!
一気にキング映画らしくなってきました!
二人とも不気味な雰囲気の映画に出ると映えるんだよなぁ😂😂
ただし肝心の内容はと言うと…?
携帯電話を使っていた人が突如凶暴化し、ある種のゾンビ化してしまう本作。
設定は面白いし、序盤の空港での感染爆発のシーンはホラー要素抜群で完璧でした!
日常が一気に崩壊するシーンはゾンビ映画の真骨頂ですね!
日本だと『アイアムアヒーロー』がその描写が秀逸でしたし、
韓国映画では『新感染/ファイナル・エクスプレス』がそれでしたね。
何気ない日常がいきなり崩れ去って、やべえわこれ…ってなるシーンを上手く描ける作品は強い!
今作も非常に勢いのある描写でしたので、序盤から結構期待が高まりました😆
しかし、その後はそんなに目立って面白いシーンがあるわけでもなく😥😥
結局なんで人々が凶暴化したのかも明かされることなくクライマックス😥
え、終わるの?終わりでいいの?…
ラストシーンはある種のマルチエンディング風の???な終わり方。
えぇ…そんな投げやりな感じで終わらせていいの?😥
序盤の勢いがそのまま続けば、贅沢な映画だなぁと思うのですが、
これ多分低予算で作られてますので、やっぱり勢いは長続きしませんでした😂
不気味な雰囲気はスティーブン・キング映画らしいのですが、
もう一歩物足りなさが残りましたね。
惜しいなぁ🤔
オススメ度★★☆
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