【映画】『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』感想:アトラクションバトルホラー誕生!!

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目次

作品概要

【2018年作品】

【上映時間】99分

【原題】Winchester

【ジャンル】ホラー

【製作国】オーストラリア/アメリカ

監督・キャスト

【監督】

ピーター・スピエリッグ、マイケル・スピエリッグ『プリデスティネーション』『デイブレイカー』

【出演】

ヘレン・ミレン『RED レッド』『ワイルド・スピード ICE BREAK』

ジェイソン・クラーク『ペット・セメタリー』『エベレスト』

サラ・スヌーク『プリデスティネーション』

フィン・シクルーナ=オープレイ

作品解説・あらすじ

「ジグソウ ソウ・レガシー」「プリデスティネーション」のマイケル&ピーター・スピエリッグ監督が「クィーン」のオスカー女優ヘレン・ミレンを主演に迎え、カリフォルニア州に現存する幽霊屋敷「ウィンチェスター・ミステリーハウス」にまつわる実話を映画化。娘と夫を突然の病気で相次いで亡くしたサラ・ウィンチェスターは、一族の財を築いたウィンチェスター銃によって命を落とした人々の亡霊から逃れるため、莫大な財産を注ぎ込んで妄信的に屋敷の増改築を繰り返していた。彼女の精神鑑定のために屋敷を訪れた精神科医エリックは、屋敷内に厳重に閉じられた禍々しい部屋の存在を発見する。精神科医エリック役に「ターミネーター:新起動 ジェニシス」「エベレスト 3D」のジェイソン・クラーク。

映画.com

作品の感想

どうも、クラウンです(・∀・)

今日紹介するのはこちら!

イーサン・ホークとのタッグでその才能を遺憾無く発揮したスピエリッグ兄弟が送るホラー映画『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』です🙋‍♂️

緻密な脚本で世界を唸らせるスピエリッグ兄弟が新たにホラー映画を撮るということで期待大ですね!

『ジグソウ:ソウ・レガシー』はホラーっぽいですがホラーじゃないのでノーカウントでお願いします🙋‍♂️

ヘレン・ミレン初のホラー出演!

長いキャリアを誇るヘレン・ミレンですが、なんとホラー映画には初出演なんだとか!

にしてはめちゃくちゃホラーの世界観に合ってますなぁ😂😂

ヘレン・ミレンって、結構強いおば様のイメージが最近の映画ではありますので、

こういうホラー映画の、霊にやられる側の人間を演じるのはどんなもんかなと思っていたのですが、

いやー、逞しい!!めちゃくちゃ逞しい!!

なんや霊コノヤロウ!!やんのかコノヤロウ!!!!とでも言わんばかりに真っ向から勝負を挑んでいくスタイル。

愛する家族を守るため、霊ごときに怯むわけにはいかんのだという強い想いの表れですし、

ヘレン・ミレンだからこそこの役は良い!

ホラー映画初出演で悪霊とここまで真っ向からバトルしていた女優もなかなかないのではなかろうか🤔

老いてなお盛んとはまさにこの事で、ヘレン・ミレンは今後に向けて更なる1ページを開くこととなりました😆😆

味方にいると心強い男、ジェイソン・クラーク

ヘレン・ミレンとW主演となったのがジェイソン・クラークです。

『ターミネーター/新起動』でジョン・コナー役を演じながらも実はメイン悪役だったという強烈な役どころを得たジェイソン・クラークですが、

悪役がとことん似合う男なんです。

でも、今作では悪役ではありません。

悪役が似合う男は味方につければめちゃくちゃ心強い!!

今作では見ようによってはジェイソン・クラークが主演と言って差し支えありません。

ヘレン・ミレンと共にVS悪霊戦でガッツリ活躍しますが、役どころは精神科医。

ハリウッド映画の精神科医は強いんです😂😂

先日公開されたスティーヴン・キング産ホラー『ペット・セメタリー』でも主演を務めていたり、

アクション映画の印象強めですが、意外とホラー映画との相性も抜群???

銃を構える姿が様になる男はカッコイイですなぁ😂😂

ウィンチェスター屋敷伝説を大胆映画化!

舞台となったウィンチェスター屋敷は1800年代末期から38年に渡り増築が繰り返された実在の屋敷です。

持ち主のウィンチェスター夫人はウィンチェスター銃で有名なウィンチェスター社の実業家、

ウィリアム・ワート・ウィンチェスターの未亡人。

社が作ったウィンチェスター銃で殺された者たちの呪いはまじでやばいから今すぐ屋敷を買って増築を続けなさい!という霊媒師の言葉通りに増築が繰り返されました。

今では観光スポットになってるらしいんですけど、こんな曰く付きの観光スポット怖くないですか😂😂

みんなメンタル強いんだなぁ…。

こんなホラーな伝説が残る観光スポットなんて怖くてよう行かんですよ😢😢

今ではかなり規模縮小されていますが、増築されていた当時は広さは72000坪にも渡ったそうで。

大工はみんな住み込みで増築作業していたんだとか😂

超絶ブラック!!!

そして、ただ増築されていた訳ではなく、悪霊を閉じこめるための不可解な作りの部屋や扉がいくつもあったんだそうです。

その辺りはこの映画内でも垣間見ることができ、

終盤のVS悪霊戦では部屋に悪霊を閉じ込めるために扉を封印したり床を塞いだり。

あの手この手で悪霊退治です😂😂

実際のとこ、本当に悪霊が出てきたのかは分かりませんが、

ホラー映画としてはかなり楽しい部類の作品でした。

悪霊側もかなり力押しで増築された屋敷ごと壊しにかかったり、

人間側も悪霊に対してウィンチェスター銃で反撃したり、

力押しのホラーって楽しいんだな😂

感想まとめ

ホラー映画としてはお馴染みの、音でびっくりさせる演出も多かったのですが、

油断したところでこういう演出か〜スピエリッグ兄弟憎いな〜と思える演出も多かった作品です😆

怖いところはシンプルに怖いというのが非常に優秀な作品でしたし、

それでも結局悪霊を倒すのは霊媒とかじゃなく力と力のバトルという勢いのある展開もかなり良かったです!

ホラー映画もただ怖いだけじゃなく勢いのある展開だと観てて楽しいですよね✌️✌️

『プリデスティネーション』のような緻密さのある作品ではありませんが、

ホラー映画が苦手な方でもかなり観やすいライト層向けのホラー映画に仕上げてくれたなーと思います。

この兄弟ならオールジャンルなんでも撮れるんじゃないかと思わせてくれる作品でした。

次は正統派アクション映画も撮ってほしいなぁ😂

気軽に観れるホラー映画をお探しの方にイチオシの作品です🙆‍♂️🙆‍♂️

オススメ度★★★★

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この記事を書いた人

人生に映画とラーメンを、をテーマに、休日はほとんどインドア趣味に勤しむ関西出身のしがない社会人。
最近カメラ趣味に目覚めてちょこっとアウトドアになりかけです。

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