どうも、クラウンです(^O^)!
今週観てきた新作はこちら!!
オーストラリア産の戦争映画『デンジャー・クロース 極限着弾』です💁♂️💁♂️
サブタイトルが『ザ・シューター/極大射程』みたいな響きですな😲
オーストラリア産の映画って普段あんまり観ない気がしたのですが、
さらにオーストラリア産の戦争映画となると初鑑賞じゃないですかね?🤔
言語が英語なのでハリウッド映画と比べてもそんなに差は感じないのですが😂😂
ベトナム戦争でオーストラリア軍と南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)が繰り広げた「ログンタンの戦い」を映画化したオーストラリア製戦争アクション。1966年8月18日未明の南ベトナム。ヌイダット地区にあるオーストラリア軍司令部の基地がベトコン部隊による砲撃を受ける。ハリー・スミス少佐率いるオーストラリア軍の部隊が発射地点を突き止めるため偵察に向かうが、農園地帯のロングタンで敵部隊に包囲され、容赦ない攻撃にさらされてしまう。味方からの応援も容易に駆けつけることができないジャングルで絶体絶命の危機に陥ったスミス少佐の部隊は、基地本部に連絡し、目前にいる敵への後方から迫撃砲=「極限着弾(デンジャー・クロース)」を要請するが……。
映画.com
『デンジャー・クロース 極限着弾』の感想
あまりにも過酷な戦場に立ち向かう若き兵士たち
時はベトナム戦争。
アメリカと共に南ベトナムを支援していたオーストラリア軍のお話で、
実際の「ロング・タンの戦い」をベースに描かれています。
まず何よりも驚きだったのが、オーストラリア軍を構成しているのがほぼ新兵で平均年齢20歳程度であるということ。
20歳なんてある種まだまだ子供ですよ😵
志願兵も含んでいるとはいえ、そんな若い彼らが戦争に身を投じるというのは、恐ろしい話ですよね。
じゃあベトナム戦争に本当に大義はあったのかよ!って話にもなってきますが、そこは置いておいて、
私も戦争映画を観る度に、戦争は怖いなとか、平和が一番だよなとか思ってしまったりしますし、
何よりも戦争と無縁の日本という国に住んでいるからこそ、ある種平和ボケのまま戦争映画を娯楽として楽しんでしまってる自分がいるのも事実。
あくまでも映画なので、娯楽として楽しむのは全然間違ってないとは思うのですが、
戦死者の数とかのリアルな数字を出されると、毎回心にくるものがありますよね😔😔
特にこの作品の場合は戦死者が若者ばかりということもあって、今の自分よりも若い衆が命を懸けて国のために戦って散ったと思うと本当に泣けてきますよ😢
オーストラリア映画もなかなかいけるやん!
映画そのものは戦争映画としてはかなりド派手で、ストイックで、かなり面白かったです🙆♂️🙆♂️
主演は『ウォークラフト』のトラヴィス・フィメル&『X-ミッション』のルーク・ブレイシー。
2人とも見るからに20代の新兵ではありませんので、中隊長と軍曹役です。
これが2人とも軍服にミリタリー装備が似合ってるんだなぁ😂😂
ルーク・ブレイシーは『ハクソー・リッジ』でも軍人役でしたね。
どっちでも苛酷な戦場に身を投じてるなルーク・ブレイシー…(笑)
「ロングタンの戦い」はオーストラリア軍中隊108人に対し、ベトナム軍2000人が圧倒的物量で襲いかかった戦いとして描かれています。
ベトナム軍はただ数で押すだけでなく、とにかく怯まない。
爆撃されてても怯まずに突進してくる恐怖の敵兵として描かれていますがこれが本当に怖いんです。
そもそも100人少々しかいない中隊をさらに数十人単位の小隊に別れての偵察任務でしたから、
あまりの敵兵の数の前に進むも退くも地獄の圧倒的絶望感がとてもよく描かれていたと思います🙆♂️
さすがに純粋な火力で言えばハリウッド映画の方が爆発が多いなぁとか思ってしまうんですが、
迫力や緊迫感は全然遜色なかったですね👍
個人的に好きな演出
(ちょこっとネタバレ有りです)
今作では結構好きだなーと思う演出がありまして。
ルーク・ブレイシーが在籍する第12小隊がベトナム兵の猛攻に遭って釘付けにされている時、
第11小隊が救援に向かうも無線機を破壊されてこれまた釘付けにされてしまうんです。
この、「無線機が破壊された」シーン以降、中隊本部から代わりの無線機を届けるまで、第11小隊の動向が全く映画内に出てこなくなるんですよ。
これ、上手い演出だなぁと🙆♂️🙆♂️🙆♂️
観てる観客はトラヴィス・フィメルのいる中隊本部をメインとした視点で、無線機が繋がってる間は他の小隊の動向が映るものの、
無線が通じなくなった瞬間にその小隊の情報が本当になくなってしまうんです。
これ、気付いた時は結構興奮ものでしたよ!
没入感高まる演出だなぁと🙆♂️🙆♂️
ただでさえ過酷な戦場の中で、味方の状況も分からないまま戦い続ける兵士達の姿をこれでもかと見せつけてくれました!👍
監督は初めて名前を聞く方でしたが、こういう粋な演出をしてくれると、次回作も観たいなと思ってしまいますね😂
かなりおすすめ作です💁♂️💁♂️
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