どうも、クラウンです(^O^)!
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池井戸潤原作作品『空飛ぶタイヤ』です💁♂️💁♂️
池井戸潤作品と言えば『半沢直樹』やら『下町ロケット』やら、連続ドラマで高視聴率を叩き出していることで有名ですけど、
この時代に叩き出せる視聴率としては破格でしたよね。
そんな池井戸潤作品は、実は映画化されたことがなかったということで、この作品が初の映画化作品でした。
未だに本作と『七つの会議』しか映画化されてませんしね。
ただ、その理由がちょっぴり分かるような気がする作品でもありました🤭🤭
作品情報
【2018年作品】
【上映時間】120分
【ジャンル】サスペンス
【製作国】日本
監督・キャスト
【監督】
本木克英(『超高速!参勤交代』)
【出演】
長瀬智也(『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』)
ディーン・フジオカ(『記憶にございません』)
高橋一生(『億男』)
岸部一徳(『アウトレイジ 最終章』)
作品解説・あらすじ
テレビドラマ化もされた池井戸潤の同名ベストセラー小説を、長瀬智也主演で新たに映画化。ある日トラックの事故により、1人の主婦が亡くなった。事故を起こした運送会社社長、赤松徳郎が警察から聞かされたのは、走行中のトラックからタイヤが突然外れたという耳を疑う事実だった。整備不良を疑われ、世間からもバッシングを受ける中、トラックの構造自体の欠陥に気づいた赤松は、製造元であるホープ自動車に再調査を要求する。しかし、なかなか調査が進展を見せないことに苛立った赤松は、自ら調査を開始。そこで赤松は大企業によるリコール隠しの現実を知ることとなる。長瀬が主人公の赤松役を演じる。監督は「超高速!参勤交代」シリーズの本木克英。
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『空飛ぶタイヤ』の感想
2時間でまとめた手腕と不満
実はこの作品は劇場公開された時に一度観ています。
ので、内容はわかった上での再鑑賞でした。
そして、劇場鑑賞した時と圧倒的に変わった点は、WOWOWドラマ版の『空飛ぶタイヤ』を鑑賞した上で本作を観たこと。
WOWOW版は民放ドラマと違って全5話しかありませんでしたが、それでも5時間みっちり映像化できたわけです。
そう思うと、この映画版での2時間はあまりにも短い🤔🤔
原作は読んでませんしあくまでも2本の映像化作品の比較しか出来ませんが、
トリプル主演作品にしては映画版ではあまりにも活躍の比重に偏りがあるんですよね。
長瀬智也、ディーン・フジオカ、高橋一生はそれぞれの立場でこの物語に関わることとなりますが、
ドラマ版ではこの三人のキャラそれぞれにしっかりストーリーが割り振られていました。
が、映画版は何を残して何を切り捨てるかの取捨選択の末、高橋一生パートが本当に少ないんですよね🤔
正直、ドラマ版観てから映画版を観ると高橋一生が演じたキャラってほとんどいなくても良いぐらいの空気感なんですよ。
ドラマ版は萩原聖人が演じていますが、それはもう出番多かったですしね。
ストーリー展開上必要不可欠なキャラでした。
そう思うと、2時間にまとめてしまう中でどうしても出番を少なくせざるを得なかったのであれば、
もはやキャラ自体をいなくしても良かったんじゃないかなぁって思いましたね🤭🤭
仕方ないことではあるんですけれども🤔
そう思うと、池井戸潤作品がどうして今まで映画化されてこなかったのか、ちょっとわかる気がしますよね。
難しいんですよ、多分。
たった2時間の枠にまとめようとするとどうしても内容を削るしかない。
原作を知ってる人からするとかなり寂しいボリュームになるんじゃないですかね🤔
一方で、ドラマ版5時間と比べるとそれはもうあっさりはしているものの、
2時間で上手く再構成したなーとも思うわけです。
悪く言えば内容が薄い。でもよく言えばテンポサクサクですよ😂😂
え、もうこんなどこまで進んでるの!?あの人出てきてない!!とか色々思うところはあっても、
物語自体が大きく壊れてるなーとは思わなかったですね。
これは本当に取捨選択難しい中で良くまとめて映画化したなぁと思いますよ🙆♂️🙆♂️
手放しで褒められる作品ではないんですけれども、池井戸ドラマの長さがしんどいなぁと思う方の入門編としてオススメ出来る作品ですよ🙋♂️
何より私がそのタイプでしたので🙆♂️🙆♂️
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