どうも、クラウンです🙋♂️🙋♂️
本日紹介する作品はこちら!!
細田守監督作品『未来のミライ』です💁♂️💁♂️
私、別に細田守作品自体は嫌いじゃないんですよ。
私の人生初のひとり映画館って、確か『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』でしたからね。
思い出深いですよ、細田守監督作品は。
で、じゃあなんで今はこんなことになってんでしょうかね…。
作品情報
【2018年作品】
【上映時間】98分
【ジャンル】アニメ
【製作国】日本
監督・キャスト
【監督】
細田守
【キャスト】
上白石萌歌
黒木華
麻生久美子
星野源
吉原光夫
宮崎美子
役所広司
作品概要・あらすじ
「バケモノの子」「おおかみこどもの雨と雪」の細田守監督が手がけるオリジナルの長編劇場用アニメーション。甘えん坊の4歳の男児くんちゃんと、未来からやってきた成長した妹ミライの2人が繰り広げる不思議な冒険を通して、さまざまな家族の愛のかたちを描く。とある都会の片隅。小さな庭に小さな木の生えた、小さな家に暮らす4歳のくんちゃんは、生まれたばかりの妹に両親の愛情を奪われ、戸惑いの日々を過ごしていた。そんな彼の前にある時、学生の姿をした少女が現れる。彼女は、未来からやってきた妹ミライだった。ミライに導かれ、時を越えた冒険に出たくんちゃんは、かつて王子だったという謎の男や幼い頃の母、青年時代の曽祖父など、不思議な出会いを果たしていく。これがアニメ声優初挑戦の上白石萌歌がくんちゃん、細田作品は3度目となる黒木華がミライの声を担当。両親役に星野源、麻生久美子、祖父母役に宮崎美子、役所広司。2018年・第71回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品されたほか、第76回ゴールデングローブ賞にノミネートされるなど海外で高い評価を獲得。アニメ界のアカデミー賞と呼ばれる第46回アニー賞では、日本人監督として初めて長編インディペンデント作品賞を受賞。第91回アカデミー賞でも、日本作品としてはスタジオジブリ作品以外で初めて、長編アニメーション賞にノミネートされた。
『未来のミライ』の感想
人生でもワーストクラスの素敵な作品✨
細田守監督作品のファンの皆様方や、この作品のことが好きだ!という皆様方に向けて、
頭おかしいんじゃないの??なんて乱暴なことをいうつもりはありません。
が、まじでここまで面白くない映画を久しぶりに観た気がする…🤔🤔
厳密には、普段洋画で明らかに様子がおかしい映画も好んで観てるので、その手の映画の方が面白くない映画はあるとは思いますが、
ここまでイライラしながら映画を観るってのはなかなか出来ない体験というのが本作『未来のミライ』でございます💁♂️💁♂️
普通に予告編の時点から惹かれるものは全くなかったので、じゃあ観なけりゃええやんと言われればそれまでなのですが…。
事前に評価が低いってのもわかっていたので、期待度のハードルが下がっている状態での鑑賞という、
割と評価が上振れしやすいコンディションでしたが、
なんやねんこれホンマに😔😔
内容について、致命的なところなのですが、
主人公のくんちゃんに全くと言っていいほど好感を抱けない!
まず、この主人公のくんちゃん、当然子供だから仕方ないというところはありますが、
とにかく気に入らないことがあれば泣き喚いてるんですよね。
これ、現実世界でもしんどいなぁと思うのに、映画でそんなシーンばっかり見せつけられて面白いわけがない。
その上、くんちゃんの声がまた絶妙にイライラさせてくるのですよね笑
声優は上白石萌歌。
あの『君の名は。』の主人公三葉役の上白石萌音の妹ですね。
ここらの配役は、当時同時期に公開されてたかなり新海誠作品に対抗心を燃やしていたような印象。
ただ、役どころが役どころということもあり、イライラするだけで終わってしまいました。
萌歌さんが悪いわけではないんですが、声も少し合ってなかったですね…。
そんなこんなで、割と序盤からこの映画やばいかもとは思っていたんですが、
結局なんでこのタイトルにしたんだ?という疑問。
そして、この映画の伝えたいことって何?
この二つの疑問が最後まで乗っかってしまい、果たして映画として評価できるのかというと、個人的には疑問です。
まず、『未来のミライ』というタイトルからして、未来から来た妹のミライと一緒に冒険に出るような映画かと思っていたのですが、
わざわざタイトルにつけたにも関わらず、未来のミライがストーリー上で上手く機能していないような気がするのですよ🤔
そもそもが、どうやって未来からやって来た?って話なのですが、
そういう部分は全て放り出してストーリーを展開していくのですよね。
まあ、どうやって来たかはこの際置いておいても、わざわざ未来から来た割には、来ても来なくてもさほど関係なさそうな影響力しかなかったです。
そして、監督の前作『バケモノの子』でもそうでしたが、唐突に世界観を広げすぎて、観てて、は?ってなるのですよね。
いきなり犬が擬人化したり、いきなりずっと過去の世界に飛んで行ったり。
全部くんちゃんの妄想ってことでいいのですか?
未来から来たミライも、過去の話も全部くんちゃんの妄想の中だけの話ですか?
最後の最後で取ってつけたように時空の歪みの理由付けがされていたような気もしますが、
それだけで納得しろというには、それまでの展開があまりにも支離滅裂すぎてついていけない。
こういうところはある意味この監督の魅力なのかもしれませんが、今回はあまりにも着いていけなかった…。
それでも、全く1シーンたりとも評価できるポイントがないのかと聞かれれば、
決してそういうわけでもありません。
深く掘り下げられませんでしたが、数シーンのひい爺さんのお話。
ここだけは良かった!正直このあたりの話をもっと掘り下げてくれても良かったのになぁという思いでいっぱいでしたね。
ただ、結局全体を通しては、だから何?という感想が拭えませんし、
子供は気に入らないことがあると泣き叫ぶんです!ってのを延々見せつけられても、映画としては評価できませんわな。
細かいところを挙げれば、言いたいことは山ほどあります!
山ほどありますが、あまり言い過ぎるのもよくありませんので🤔🤔
総評としては、主人公のくんちゃんがいろんな人の後ろ姿を見て少しずつ成長していく姿を描いたファミリー向け作品なのでしょうが、
とにかく回りくどくて支離滅裂な展開でしたので、全く合わなかったに尽きます😔
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