どうも、クラウンです🙋♂️🙋♂️
本日紹介する作品はこちら！！
ジェフリー・ライト主演作品『アメリカン・フィクション』です💁♂️💁♂️
黒人らしさとはなんぞやというメッセージ性の効いたパンチのあるブラックコメディ作品ですよ💁♂️💁♂️
作品情報
【製作年】2023年
【原題】American Fiction
【上映時間】118分
【ジャンル】コメディ
【製作国】アメリカ
監督・キャスト
【監督】
コード・ジェファーソン
【出演】
ジェフリー・ライト
トレイシー・エリス・ロス
エリカ・アレクサンダー
イッサ・レイ
スターリング・K・ブラウン
ジョン・オーティス
アダム・ブロディ
レスリー・アガムズ
作品概要・あらすじ
「ウォッチメン」「グッド・プレイス」など人気ドラマの脚本家として活躍してきたコード・ジェファーソンが、パーシバル・エベレットの小説を原作に初メガホンをとった監督デビュー作。アカデミー賞の前哨戦として重要視されるカナダのトロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞して注目を集め、第96回アカデミー賞では作品賞ほか5部門にノミネートされ、脚色賞を受賞した。
作品に「黒人らしさが足りない」と評された黒人の小説家モンクが、半ばやけになって書いた冗談のようなステレオタイプな黒人小説がベストセラーとなり、思いがけないかたちで名声を得てしまう姿を通して、出版業界や黒人作家の作品の扱われ方を風刺的に描いたコメディドラマ。
ダニエル・クレイグ主演版「007」シリーズのフェリックス・ライター役などで知られるジェフリー・ライトが主演を務め、アカデミー主演男優賞にノミネート。共演のスターリング・K・ブラウンも助演男優賞にノミネートされた。そのほかの出演者は「ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢」のトレイシー・エリス・ロス、「アース・ママ」のエリカ・アレクサンダー、「バービー」のイッサ・レイ。
『アメリカン・フィクション』の感想
“黒人らしさ”に対して強烈なカウンターパンチを食らわせろ！
私は黒人ではありませんので、なかなかこの作品の持つテーマ性を100%理解出来ているかの自信はないのですが、
非黒人による、”黒人の黒人らしさ”というレッテルに対して、
強烈でヘビーなカウンターのボディブローを食らわせてやろうという意欲作です😎😎
ヤケクソで書いた黒人ステレオタイプのような小説がバカウケしてしまって、
書いた本人すら半分引いてしまっている状態の中、
まさかの文学賞にまでノミネートされるという事態を面白おかしく描いています。
黒人に限った話ではないでしょうが、人種の”人種らしさ”って無意識下に誰しもが持っている考えだと思いますし、
この作品では非黒人が黒人ステレオタイプな作品をこれこそが黒人らしさを表した作品だ！！と絶賛していますが、
当の黒人からしてみれば、何言うてんねんこいつ…と言った具合ですので、
そのアンバランスさが非常に面白い作品ですよ😎😎
あくまでもコメディ作品ということで、黒人に対するある種の差別的で同情的な感情を描いた作品ではありながら、
皮肉混じりに面白おかしく描いているので、嫌味なく観れますよ💁♂️💁♂️
描きたい作品と求められている作品は違うという、作家からしてみれば少し物悲しさも感じる映画でした😂
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