永野芽郁・北村匠海コンビは相性抜群!
満足度★★★★☆
『君の膵臓を食べたい』で知られる月川翔監督が、またどえらい作品を送り出してきました。
同作で主演した北村匠海と再びタッグを組み、相手役のヒロインには大人気女優の永野芽郁が起用されました。
月川翔監督と言えば、女優を魅力的にとる監督だなぁという印象が強いですね。
『君の膵臓を食べたい』では浜辺美波が非常に魅力的でしたが、本作ではそれ以上に永野芽郁の魅力が爆発していました。
主演二人の相性も非常に良かったですね。
正直、加点方式で点数を付けたら主演二人の魅力だけで100点どころか200点ぐらい行きそうな勢いです笑
主演二人の見事な演技力に圧倒される
ここのところ邦画もいいなぁと思うことが多くなってきまして、結構劇場にも足を運ぶようにしているのですが、
病気がテーマの邦画にはどうも苦手意識を持っていました。
どの映画の予告編を観てもほとんど同じようにしか見えへんやん…なんて思っていたのですが、本作は非常に出来が良くて面白かったですね。
意外と食わず嫌いなだけで、日本の恋愛映画には名作がごろごろ転がっているのかもしれません。
これから色々と試してみる価値はあるかもしれませんね。
さて、主演二人の魅力が爆発している作品と冒頭で書きましたが、
これは二人そのものの魅力はもちろん、月川監督の手腕によるところも大きいのではないでしょうか。
どのシーンを観ても輝いているんですよね、二人とも。
死を前にしても明るさを前面に出しながらも、それでも死にたくないと願う少女を永野芽郁は見事に演じ切りましたし、
北村匠海はこの手の少し根暗で無口な役どころを演じさせると見事にはまりますね。
『十二人の死にたい子供たち』での演技が非常に良かったので、私の中で一気に注目俳優となりましたが、本当にいい演技を見せてくれてると思います。
この二人の魅力あふれる演技が非常に良かったです。
ミッチーの泣きの演技にこちらも涙腺を揺さぶられる
永野芽郁演じる主人公のまみずの父親役としてキャスティングされたのは”ミッチー”こと及川光博ですね。
アイドル性の高い王子様的な明るさが印象的なのですが、今年は『七つの会議』では明るさを完全に押し殺して、
怒れる上司に恐怖する中間管理職を好演していました。
今作では余命宣告されている娘を持つ父親役ということで、どんな演技を見せつけてくれるのかと期待していましたが、
泣かせてきましたねぇ~。
私個人がミッチーを好きというのももちろんありますが、この題材であの泣きの演技はずるい。
こちらもつられて涙腺が緩みましたねぇ。
非常に良いキャスティングだと思います。
まとめ
永野芽郁の生粋の可愛さにやられる方続出の作品だと思います。
永野芽郁の次回作にも非常に期待が持てる作品でした。
北村匠海も非常に良かったですし、月川翔監督の次回作はどんなキャストがどんな演技を見せてくれるのだろうかと、とても楽しみになりましたね!
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