この記事は作品の内容に関するネタバレを含んでおります。
どうも、クラウンです(・∀・)
まさかまさかの実写との融合で驚きのラストを迎えた善作から5年。
『LEGO®ムービー』が5年でパワーアップして帰ってきました!
この5年で『レゴバットマン ザ・ムービー』『レゴニンジャゴー ザ・ムービー』の2本のスピンオフ作品を挟んでの続編でしたが、
3週連続1位を記録した第一作から右肩下がりで売り上げが落ち込んでしまっているのですよね。
そんな中、前作のフィル・ロード&クリス・ミラー監督は製作に回り、『シュレック フォーエヴァー』のマイク・ミッチェルが新たに監督に就任しました。
この監督交代は吉と出たのか凶と出たのか!!
『LEGO®ムービー2』のレビューです!
前作のレビューはこちらから↓↓
映画『LEGO®ムービー』感想&ネタバレ:大人にこそ観てほしいすべては最高!!な作品
新たなる脅威がエメットたちを襲う!!
前作のラストで、世界をスパボン(いわゆる接着剤)で塗り固めてやる!!というおしごと大王の野望を打ち砕き、共に手を取り合ったその直後からのお話。
おしごと大王こと、現実世界のお父さんと涙の和解を果たした息子でしたが、父の持つレゴで遊ぶということは、妹もそこで遊ぶということ。
幼き妹が作り出す奇想天外なレゴキャラクターの出現でレゴ世界は大混乱!!
世界を守るために出撃したジャスティス・リーグは戻らず、5年の歳月が流れ荒れ果てたレゴシティでただ一人変わらない者がいた…。
それこそが、前作の主人公、エメットですね。
完全に荒れ果て、同じワーナー映画の『マッド・マックス』のようになってしまったレゴ世界で軽快にすべては最高~と歌う男こそがエメットその人でした。
5年ぶりの待望の続編ということで、かなり期待している方も多かったと思います。
私も前作ラストで涙腺を奇襲攻撃されて号泣してしまった一人ですので、いつ公開するのかと心待ちにしていました。
5年経ってもぶれないキャラたちがいいですね!!
エメットは本当にエメットで、レゴバットマンは本当にレゴバットマンで、前作で観たキャラクターたちがぶれることなくレゴ世界をにぎわせてくれます。
しかしこの5年の歳月で映画業界は動きがありました。
なんと言っても、この5年でミュージカル映画が非常に人気でしたよね。
ミュージカル映画とは認めたくない『ラ・ラ・ランド』をはじめ、『グレイテスト・ショーマン』も大ヒットを記録していましたし、
ディズニー系列の映画は結構ミュージカル調の作品が多かったですよね。
そんなミュージカル映画の人気に乗っかったのか、初めからこういう方向性で行こうぜ!という流れになっていたのか、
結構歌のシーンが多かったですねぇ~。
あ、これはもしかしてLEGOムービー2はミュージカル映画なのでは?と思わせるシーンが多数ありました。
なかなか観ても聴いても楽しい映画でしたね
誰しもが一度は経験したイタ~イ思い
前作では実写シーンでは御父さんが登場しましたが、今作ではお母さんが登場!
なんだかんだでお父さんは自分が作り上げたレゴの作品を子供に荒らされてしまうのが嫌でスパボンの凶行に及んだわけですが、
お母さんはちょっと一味違う!
本当にお母さん!世の中がイメージするお母さん!
レゴで遊んで言うこと聞かない子供たちへの怒りでさあ大変!
しかも、散らばったレゴを踏んでしまってもう噴火直前!
あれ本当に痛いんだよなぁ…。
前作はラストで驚きの実写シーンでしたが、今作では実写シーンの割合も増えて、メタ描写がふんだんに取り入れられていましたね。
だんだんレゴたちがレゴ世界で生きている空想の存在なのか、リアルな世界でも生を受けた存在なのか混乱してきそうですが、
そもそもレゴなんて遊ぶ人にとっては生きた存在ですものね。
レゴに命を吹き込むのは持ち主そのものですね。
まとめ
前作公開後、なかなか続編公開までに難航してしまった作品でしたので、本当に公開するのかとヒヤヒヤしていましたが、無事に公開されて本当に良かったです。
相変わらず世界観全てがレゴで埋め尽くされているので、レゴ好きにはたまらない作品ですし、
前作に引き続きDCコミックスからワーナー系列のジャスティス・リーグが登場していたのがよかったですね。
『アクアマン』が最新のジェイソン・モモア版にアップグレードしていたり、何かと見てて楽しい小ネタ満載の作品です。
レゴ現役世代のお子様と一緒に楽しむのもよいかも知れませんね!
満足度★★★★
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