【映画】『パニック・トレイン』感想:てっきりレトロ映画かと思ってました

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2013年作品 93分

原題:Last Passenger

ジャンル:サスペンス

製作国:イギリス

監督:オミッド・ノーシン

出演

ダグレイ・スコット (96時間/レクイエム、ゾンビサファリパーク)

カーラ・トイントン

デヴィッド・スコフィールド

イド・ゴールドバーグ

 

 

あらすじ

暴走する列車内に閉じ込められた乗客たちの運命を描いたイギリス製パニックスリラー。シングルファザーの医師ルイスは、息子のマックスを連れてロンドン発の深夜列車で帰宅の途についていた。停車中に線路脇に倒れている人影を目撃し不審に思うルイスだったが、列車はそのまま走り出してしまう。列車が停車駅を次々と通過していることに気づいたルイスは車内のインターフォンで運転室と連絡を取るが、運転している男は乗客の人数を聞くだけ。猛スピードで走り続ける列車内に取り残されたルイスら6人の乗客たちは、どうにかしてこの危機を切り抜けようと力を合わせるが……。わずか500ポンドでつくった予告編をネット公開して投資を呼びかけ、集まった約250万ドルで制作された作品。「M:I-2」のダグレイ・スコットが主演を務めた。

<映画.com>

 

 

目次

中盤までのドキドキ感は素晴らしい!

どうも、クラウンです(・∀・)

お正月にBSで放送されていたのをたまたま録画していました。

完全にタイトルだけで面白そうだと思って録画してたな🤔🤔

なんともB級感の溢れ出ているタイトルですが、

全くいつのどこの映画かも確認せずに観ましたので、

えらいレトロな映画だなぁと思いながらの鑑賞でした。

が、これ2013年の作品ということで、結構最近の映画やないか!!!

主演のダグレイ・スコットも、どこかで見たことあるよなぁぐらいだったので、

余計にレトロ映画だと勘違いしてしまいました。

タイトルバックがもうね、80年代ぐらいの電車系のパニック映画にありそうな感じなの。

本当に2013年って言われなかったらずっとレトロ〜な映画だと勘違いしたままでしたよ!

実際観ている間は勘違いしてましたしね(笑)

 

父親に息子ひとり。

何となく不穏な雰囲気を漂わせていますので、

そもそもあらすじすら読んでなかった筆者は、これ完全にジョディ・フォスターの『フライトプラン』みたいに、

ちょっと寝てる間に息子がいなくなって探し回る密室サスペンス映画だ!!!なんて思ったもんです。

実際そういうことが起こりそうな描写も入れてきてますので、憎い演出するよなぁ😂😂

実際は動機も何者かも分からない誰かが電車ごと自殺するためにハイジャックしたって話なんですが、

犯人の顔がとにかく出てこないし、ほぼ会話もない。

本当に何者かすらわからないのが不穏で不穏で。

ある種スピルバーグ監督の『激突』みたいな趣がありましたね。

中盤までの電車がハイジャックされるけれど、乗ってる乗客には何が起こってるのか分からない。

それどころか、なにかが起こってることすら気づいていない中で起きる非日常性の組み立てが非常に好みな作品でした。

こういう隠れた良作がどんどん発掘されればいいのですが…。

年末に壊れたレコーダーを買い換えて、ウキウキ気分で映画の放送を録画しまくってたのが功を奏した形となりました😂😂

結局犯人は何がしたかったの!?と思わなくもないラストでしたが、

低予算映画でここまでやってくれればまず及第点でしょう!

ワンシチュエーション型のサスペンス映画好きの方におすすめです(^O^)!

 

オススメ度★★★☆

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この記事を書いた人

人生に映画とラーメンを、をテーマに、休日はほとんどインドア趣味に勤しむ関西出身のしがない社会人。
最近カメラ趣味に目覚めてちょこっとアウトドアになりかけです。

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