2017年作品 95分
原題:The Dark Tower
ジャンル:アクション
製作国:アメリカ
監督:ニコライ・アーセル
出演
イドリス・エルバ (パシフィック・リム、ゴーストライダー2)
マシュー・マコノヒー (インターステラー、マジック・マイク)
キャサリン・ウィニック (ポーラー 狙われた暗殺者、エージェント・スティール)
ジャッキー・アール・ヘイリー (ウォッチメン、ロボコップ)
作品解説
スティーヴン・キングのライフワークともいわれる一大巨編を「パシフィック・リム」のイドリス・エルバと「ダラス・バイヤーズクラブ」のマシュー・マコノヒーの共演で映画化したファンタジー・アクション。主人公の少年ジェイク役には映画初出演のトム・テイラー。監督は「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」のニコライ・アーセル。
ニューヨークに暮らす少年ジェイクは、毎夜おなじ悪夢にうなされていた。それは巨大な暗黒の塔を舞台に、それを護る拳銃使い(ガンスリンガー)の戦士と、破壊しようとする黒衣の男の戦いが繰り広げられているというもの。塔の破壊が現実世界の荒廃をもたらしていると気づいたジェイクだったが、誰にも信じてもらえずにいた。そんなある日、ジェイクはこの世界と夢で見た“中間世界”と呼ばれる異界を繋いでいる場所を発見する。そして中間世界で最後のガンスリンガー、ローランドと出会うジェイクだったが…。
<allcinema>
ガンアクション映画のビジュアル最高峰!
どうも、クラウンです(・∀・)
スティーヴン・キング超巨編原作の映画化『ダークタワー』を観ました!
てっきり昨年の映画だと思っていたのですが、日本公開は2018年の1月。
公開から2年も経ってるんですね…。
時が経つのが早すぎて白目剥きそうでした😂😂
原作は全七部構成。
日本でも文庫本が発売されていますが、七部それぞれが上下巻構成なので、
読もうと思いましたが集めるのにもお金がかかるし、読む時間もないしで断念しました(笑)
絶対途中で飽きそうな気がするんだよなぁ🤔🤔
そんな七部構成の原作をどう映画化したのか!
しかもたった95分で何が出来るのか!!
ということで、色々調べてみたのですが、映画版は原作とは全く違う作品なんだそうで。
キャラクターの名前こそ同じなものの、全然ストーリーが違うので原作とは別物で考えた方がいいそうな🤔🤔
過去にはロン・ハワードが映画三部作+ドラマシリーズで映像化したかったみたいなんですけど、
結局時の製作会社が予算出すの渋ってお流れになっています。
ロン・ハワード版、観たかったなぁ😫😫
紆余曲折の末結局95分の1本作品として生まれた本作は、原作とは違うかもしれないものの、
別に原作読んだことないよー!という方には是非ともオススメしたい1作!
何しろビジュアルセンスがやばい(やばい)
マシュー・マコノヒーが演じる悪役の魔導師に関しても、黒衣が似合いすぎててマコノヒーやべぇ!!!となること間違いなしなのですが、
それよりも主演のイドリス・エルバのガンスリンガーのビジュアルセンスがさらにやべえ!!
リボルバー銃ぶん回してる姿が既にその時点でかっこよいのは間違いないのですが、
リロードの所作、構え方、トリッキーなショットの全てが完璧!!
リボルバー銃を持たせたキャラクターとして考えうるかっこよさを存分に詰め込んだ素晴らしい作品です!
ガンアクション映画好きな人、ぜったいはまるとおもう…。
そもそものイドリス・エルバのハードボイルドな風貌も相まって、めちゃくちゃよい…惚れ惚れする…。
ストーリーは原作とは変わってしまっていることもあり、別に原作読んだことがなくて全く問題ない作り。
特段めちゃくちゃ面白い!ってほどではないですが、飛び抜けたビジュアルの足を引っ張らない程度にはそこそこのSFダークファンタジーです。
ですので、え!?あの超巨編が映画化!?と思って飛びつく方よりも、
なんかビジュアルセンスがやばくて飛び抜けたガンアクション映画があるらしい…ぐらいの認識の方にこそ是非ともオススメしていきたいですね(^O^)!
あ、でもキング作品として、色々とキング氏原作作品の小ネタがちょこちょこ用意されていまして。
攫われる子供たちが輝きを持ってるだのなんだのの話は『シャイニング』『ドクター・スリープ』の流れですし、
ペニーワイズって書いた廃遊園地が出てきますし、
そういう意味合いでも、キング作品が好きな人にも実はオススメできたりする映画なのです(^o^)/
オススメ度★★★★
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