どうも、クラウンです(^O^)!
本日紹介する作品はこちら!
先日に引き続き採れたてホヤホヤのロシア映画『ロボ A-112』です💁♂️💁♂️
『エルフと不思議な猫』と同じく今月22日にレンタルが解禁されたばかりの作品ですね💁♂️
こちらもロシア映画らしいエッジ全開の作品ではなく、子供と一緒に観たいハートフルムービーでしたよ🙋♂️
作品情報
【2019年作品】
【英題】Robo
【上映時間】88分
【ジャンル】SF
【製作国】ロシア
監督・キャスト
【監督】
サリク・アンドレアシアン(『ガーディアンズ』、『キル・オア・ダイ 究極のデス・ゲーム』)
【出演】
ダニイル・ムラヴィエフ・イゾトフ(『スペルズ/呪文』)
ヴラディミール・ヴドヴィチェンコフ(『サリュート7』)
マリア・ミロノーワ(『サリュート7』)
コンスタンチン・ラヴロネンコ(『アンチグラビティ』、『ワールドエンド』)
あらすじ
ヒーローを描く漫画家になることを夢見る少年ミーチャ。彼の両親はロボット工学博士で忙しい日々を送っており、ミーチャは孤独な日々を過ごしていた。
ある日、両親が救助用ロボットA-112をついに完成させる。しかし、対話能力と家族観の欠如を理由に失敗作とされてしまう。
起動したロボは、自ら家族の答えを探すため、研究所ラボを抜け出し、博士の自宅へ向かいミーチャと出会う。
家族愛に飢えた少年と家族を探すロボット、そして二人に奇妙な友情が芽生え始めた。ロボに活躍の場を与えればヒーローになれると考えたミーチャは、ロボと家を出る。
その頃、ラボではロボが脱走したと大騒ぎ。国の非常事態省によって、ロボは子供誘拐犯として指名手配され、確保後の解体を命ぜられてしまう―。
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『ロボ A-112』の感想
ハズレにくいロボットバディ映画だがどうなる?
サリク・アンドレアシアン監督と言えば、ロシア産のアメコミ風映画『ガーディアンズ』を撮ったり、
人狼ゲームの元ネタゲームの「マフィア」を題材にしたデスゲーム映画『キル・オア・ダイ 究極のデス・ゲーム』を撮っていたりで、
過激なアクションSF映画色の強い監督なのですが、
CGが優秀な一方、ストーリー面が非常に弱い監督のイメージです。
そんなサリク監督がお次に挑戦したのはファミリー向けハートフルムービー!
本当に撮れるの?という疑いの目を向けながらの鑑賞です😂😂
デス・ゲーム映画撮ってた監督が撮るロボットハートフルムービーねぇ🤭🤭
ロボット系のハートフルムービーと言えば、真っ先にショーン・レヴィ監督の『リアル・スティール』が浮かびますな(ドラえもんは敢えてスルーで)
あとはハートフルかは置いておいて、ニール・ブロムカンプ監督の『チャッピー』でしょうか。
結構当たりやすいジャンルですよね🙆♂️🙆♂️
ただし、脚本や演出が良くてこそ当たるジャンルです。
別にロボットである必要を感じない脚本だったり、落とし所を間違えると大惨事になる可能性も孕んでます😂
今作で活躍するのは人命救助用に開発されたロボットA-112。
対話能力欠如で失敗作扱いされるのですが、実際はかなり高性能AI搭載です(笑)
たしかに運用テストではボロボロなんですけれども、主人公の男の子との対話はしっかり出来てるし、
意志を持って行動してるんですよね。
人命救助ではなく、日常生活のお手伝いロボとかそういうレベルだったらかなりハイテクなロボな気がします😂😂
何より、「家族とは?」をテーマに、その答えを見つけるため研究所を出て大冒険の旅に出るわけですねぇ(実際のスケール自体は非常に小さいが)。
研究者夫婦の息子であり、本作の主人公のミーチャ少年と出会い、次第に友情を育んでいきます。
意外や意外。ストーリー面がダメダメなサリク監督にしてはかなりマトモな作品に感じました🙋♂️🙋♂️
ミーチャ少年も家族関係や人間関係に上手くいってないですし、ロボ自体も欠陥品扱いという事で、
お互いダメな部分を抱えているのですが、一緒に過ごす中で前を向いて進んでいく様が、ベタですが良かったですよ🙆♂️ベタですがね😂
ロボット系映画にありがちな悪役も登場するのですが、ラストが嫌味の少ない終わり方なのも良かったです✌️✌️
悪役でさえ心が救われる良いラストですよ✌️
オチも弱いサリク監督としてはかなり良かった落とし所じゃないでしょうかね🙆♂️
SFアクション映画もいいけれど、ちょっとスケールの小さいハートフルな映画の方が意外と向いてるのかも知れませんね😂
当たりジャンルにも後押しされた形ですが、オススメ出来る作品ですよ🙆♂️
サリク監督のロシア産アメコミ風映画はこちら👇👇
ハートフルとは真逆のデス・ゲーム映画も撮ってます☠☠
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